リノア_断熱
2025.07.18
断熱へのこだわり
断熱性能はある程度まで高めたら、それ以上どれだけ断熱しても体感温度は変わらないです。
UA値0.19以下のような高断熱住宅を建てても、イニシャルコストが高くなってしまい、それに見合った満足は得られないと思っています。
数値が良ければ快適な家という事ではありません。
例えば、床と壁の断熱は少しだけしかせずに、屋根をものすごく断熱すれば数字上では高性能になります。しかし、本当にそれで良いでしょうか。
どこをどう断熱しないといけないのかというバランスがとても大事だと思います。
そのバランス感覚というのは、体感に関する知識から生まれてきます。
「ここの断熱が大事なんだ」というのは設計者の自分が体感しないとわからないです。
我々にとって「暖かい家」を作るのは難しい事ではありません。
極論を言ってしまえば暖房をどんどん炊けば良いのですから(笑)
どれだけ寒くても暖房炊くと暖かくなります。
しかし、本当に良い家というのは夏も冬も“全く何も感じない家”です。
冬に暖かいと感じるということはそれだけ無駄に暖房を使っているということです。
体感の知識がしっかりとあればUA値0.24でも十分に快適な環境は実現できます。
UA値を0.24くらいに抑えることができたら、当然予算も抑えられますので
当初断熱に使うはずだった予算をデザインやインテリアに使うこともできてしまいます。
何においてもちょうどいいバランスの家を建てなければいけません。
断熱も大切ですが、まず体感の知識がとても大切ですね。
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