晃榮住宅_断熱性能
断熱性能―北海道基準を超える断熱性を
家を建てた人から、マンションでも寒い思いしていたので、戸建てに引っ越したらもっと寒くなった。というような話をきくことはありませんか?
断熱性能が低いと、とても寒い家になります。
晃榮住宅では、福岡、佐賀で家づくりを行っていますが、北海道の省エネ義務化基準(UA値=0.46以下)以上、それを超えるレベル断熱性能のある住宅を推奨した家づくりをしています。
WHOが推奨する室温は何度?
世界保健機関であるWHOが住宅に推奨する室温というものを出しています。それによると、21度を推奨しているそうです。そして、健康を守る最低温度を18度以上としています。それ以下ですとどうなるのでしょうか。16度以下では、呼吸器系患者に影響し、12度以下では心血管のリスクが高まり、5度では低体温症をおこしやすくなると言われています。

高断熱住宅に引っ越すと健康になるのか?
近畿大学の岩前教授が、新しい住宅に引越しした際に、病気がどれくらい改善したかという調査を行っています。
その結果、断熱性能がより高い家に引越しした人は、様々な疾患が治る確率が高くなることが分かりました。平成14年以降これまで合計で約3万5千人を対象に行った調査ということで、かなり信頼が高い調査結果です。

特に注目したいのは、気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎、関節炎、アレルギー性鼻炎など15の諸症状についてです。
引っ越し後の変化を尋ねたこの調査では、大半の症状に明らかな改善が見られます。
特にこの表のグレード5は、弊社では、以前から、取り組んでいるレベルの断熱性能です。弊社では、住むご家族の繁栄のために欠かせない健康維持の観点から、この水準の断熱性能は最低必要だと考えています。
パッシブ設計―太陽と仲が良しの住まい
いくら高断熱住宅でも、太陽の日射をコントロールしないと、夏は暑く、冬は光熱費が余計にかかる住宅になります。
ただ断熱性能が高いだけでは、逆に空調負荷を増大させることもあります。
反対に、断熱性能向上に加えて、太陽に素直な設計をすると、非常にエコな住まいにすることもできるのです。
高気密・高断熱なのに、夏エアコンが効かないことがある。
最近、「高気密・高断熱住宅」という言葉はよく聞かれると思います。一見、よさそうに聞こえるのですが、「高断熱住宅なのに、夏エアコンが効かない。」とういう設計の失敗も聞かれるようになりました。どういうことでしょうか?
夏場、車に日光が降り注ぐとどうなりますか?
夏場、窓から日射が降り注ぎ、車の中が熱中症になるほど暑いという経験を誰もが経験されていることかと思います。
熱が逃げない高断熱住宅に、太陽の直射日光が、さんさんと降り注ぐとどうなるでしょうか。エアコンを付けない限り地獄のような暑さになります。

高断熱住宅だからこそ、日本家屋の設計法は大事
断熱であるがゆえに、直射日光をさんさんと受ける家は、熱がこもってしまします。その分エアコンに大きな負荷がかかってしまい、電気代も上がります。
このようにならないためには、家の方位と日射を遮る庇、窓の大きさ、形等に配慮した設計が必要です。
この考え方は、最近のモダン住宅で忘れられてきていますが、日本の家づくり古来の設計方法です。
冬の暖房費を下げるには?
冬はどうでしょうか?高断熱住宅に、太陽の日射を取り込むことができれば、熱が逃げない分、非常に暖かくなります。日射を取り込む設計をさせて頂いた家にお住いのお施主様は、冬、日が出ている時間帯なら、エアコンを付けなくても暖かい。という声も頂きます。

デザインとパッシブ設計のバランスも大事
デザイン上、庇を取れないなどの制約があったり、景観上どうしても、西側に景色のよいまどを取りたいなどを除き、晃榮住宅では、夏太陽の日射を遮り、冬日射を取りこむような家づくり(パッシブ設計)をしております。
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