石牧建築_耐震設計
[耐震設計]強く丈夫な構造
品確法で定める耐震等級3★★★
国が定める最高レベルの耐震基準をクリア。時代を追うごとに基準値が上がっても対応できる、構造計算力と建築力を有する努力を続けています。耐震性を備えながら自由設計の家づくりを楽しんでいただきたいという、大工の想いがここにもあります。
耐震等級3とは、極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震力が建築基準法で定められており、性能表示制度でこれに耐えられるものを等級1としています。
等級は1から3まであり、等級3は等級1で耐えられる地震力の1.5倍の力に対して倒壊や崩壊等しない程度を示しています。
意匠性を演出しつつ高い強度を実現する“登り梁架構”
石牧建築がスタンダードとしている“登り梁架構”は木組みの美しさで高い意匠性を演出しつつ、高い強度を発揮。
石牧建築は勾配天井をひとつのスタンダードとしています。
リズムよく梁が並ぶ天井はハッとする美しさですし、梁を見せなかったとしても、勾配天井は内部空間を大きく取りながら建物の外観を低く抑えることができるので控えめなプロポーションが形成できます。
この勾配天井を作るのに大切なのが「登り梁架構」です。登り梁(のぼりばり)とは小屋裏を屋根と同じ勾配で桁から棟木へ斜めに架ける梁のことをいいます。
一般的には小屋梁を水平に架け、その上に束、母屋を組み垂木と呼ばれる下地材に屋根を葺いていく工法が主流です。
勾配天井にする際、注意が必要なのは「垂木」で屋根を組まないこと。しっかりと固めた屋根(水平構面)を形成するには受け材である梁も決められた寸法の材料を使わないと強い屋根にはならないのです。ですから、石牧建築では「構造材」である「登り梁」で屋根を組んでいます。
建物の強度に大切な水平構面
建築物において耐力壁が重要なのはご存知かと思いますが、それと同様に重要なのが「水平構面」です。
建物が受ける水平方向の力(地震力・風圧力)を、鉛直構面である耐力壁で受け止めるには、強い水平面(床・屋根)が必須になります。構造上「フタ」の役目を果たす床や屋根を合板などで固めることで、はじめて筋交いなどの耐力壁が効果を発揮するのです。
接合部にはスーパー緊結金物“D-BOLT”を使用
外からは小さな丸しか見えない美しい仕上がりで、意匠性だけでなく芯で引き込むため、引き抜きの力が強く、欠損も少ないのが特長。
芯で締めつけるので力が片寄りません
「D-BOLT」は材の中心部をロッドが走ります。従って、片面に添って取り付ける羽子板ボルトと違って、大きな力がかかっても、また強く締めても片側に引っ張られることなく、中心部同士ガッチリと結合されます。
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