小野建築設計_木材について
2024.01.12
京都府で生まれ育った構造材・内装材
現在建てられている建物の多くは輸入材が使用されています。 輸入材は日本の風土とは異なる地から運ばれてきます。 輸送エネルギーが多くかかり、CO2も輸送時に多く排出されます。
私達は京都府内産材を利用します。
京都府内にはたくさんの森林があります。
京都府内産木材の使用が減る事で林業も低迷し、間引きなどがされない京都の森林は、 過密林となり日差しも届かず森林の状態は悪くなり、自然災害を引き起こす原因となっています。
そうならないためにも、地元の工務店が京都府内産木材を積極的に使用し、手入れされた元気な森林へと循環させる必要があるのです。
地元京都で育った木は、京都の風土に根ざし京都の環境にぴったりと合っています。 家の骨組みになっても環境に適応して長く健全な状態を保つ事ができます。
ご家族で選定した北山杉の大黒柱
大黒柱は家の象徴であると言えます。
家づくりが始まったら、京都市北区中川にお越し頂き、ご家族でどの柱を入れるのかの選定式を行います。
また、実際に砂で磨いて頂きます。これは昔からの磨き丸太の方法です。
大黒柱は家族の生活の記録を残し、家族の暮らしを見守り続ける存在です。 凹凸のある杉の木独特の表情が、毎日一緒に過ごすうちに愛着に変わってゆきます。
耐震等級3
地震大国である日本には、2,000ヶ所以上の活断層があり、毎月400回以上地震が発生しています。
近い将来やってくる大きな地震に備えて、より強固な建物を作り、暮らしを守ります。